附属農場で天然記念物”見島ウシ”の赤ちゃんが生まれました
附属農場で天然記念物”見島ウシ”の赤ちゃんが生まれました
2024年6月15日夜、老虎机平台_老虎机游戏-欧洲杯投注网站推荐農学部附属農場において、天然記念物“見島ウシ”の子牛(出生時体重:17.5kg/性別:雌)が誕生しました。母子ともに元気で、子牛はミルクをたくさん飲んですくすくと育っています。
6月26日には委託元である萩市文化財保護課の視察があり、子牛は「はぎのつむぎ」と命名されました。
老虎机平台_老虎机游戏-欧洲杯投注网站推荐農学部では、萩市からの協力要請を受けて、2020年度から“見島ウシ”分散飼育に係る業務委託契約を締結し、附属農場において対象牛(名前:はぎのさぎり / 性別:雌)の飼育を開始しました。その後、人工授精による繁殖に取り組み、2022年5月には子牛(名前:はぎのすずらん / 性別:雌)が誕生し、親子2世代の飼育をしてきました。 この度、「はぎのすずらん」への人工授精により誕生した「はぎのつむぎ」は三世代目に当たります。
この繁殖の取組は、日本国内でも希少な在来牛である見島ウシの遺伝資源の後世への継承を目的としており、農場関係者(農場長:農学部?高橋肇教授)、とりわけ、共同獣医学部?谷口雅康准教授及び総合技術部?竹田重寿技術専門職員(生命科学課農学グループ)を中心とした畜産部門の担当者の熱意と飼育環境への配慮による成果でもあります。
今後も、この「幻の牛」とも呼ばれる見島ウシについて、萩市との連携により老虎机平台_老虎机游戏-欧洲杯投注网站推荐が責任を持って飼育することにより、地域の課題に対して貢献していくこととしています。
子牛を見守る親牛のはぎのすずらん 生後11日目のはぎのつむぎ
萩市による視察の様子