大学教育職員の「中長期的に目指すべき理想の年代構成」について(令和4年10月31日人事委員会)
文部科学省は、「高等教育?研究改革イニシアティブ(柴山イニシアティブ)(平成31年2月1日)」において、研究力向上に向けて、人事給与マネジメント改革をはじめとした大学改革と研究人材?研究資金?研究環境改革を総合的に展開していくこととしています。
本学では、教育研究力の向上に資する魅力ある人事給与マネジメント改革を実施するために、自然変動要因(年齢の年次進行、定年退職等、採用等)を勘案した中長期的なシミュレーションを実施し、年齢、職位が偏ることがないようなバランスのとれた教員組織として、目指すべき理想の年代構成(年齢構成、職位構成)及びその方策を以下のとおり定めます。
1.年齢構成
【49歳以下】:【50歳以上】=「1:1」とする。
2.若手研究者の割合
「科学技術?イノベーション基本計画(令和3年3月26日)」に掲げられている「40歳未満の教員数1割増加」を達成するため、49歳以下の教員のうち、40歳未満の若手研究者の割合19.75%(R4.5.1)を第4期中期目標期間中に22%以上とし、それ以降も22%前後の割合を維持する。
3.職位構成
【教授】:【准教授】:【講師以下】=「1:1:1」とする。
4. 理想の年代構成に対する方策(令和6年度から実施)
教員退職後には、新規に若手を採用する方策を積極的に実施することで、若手研究者の比率を高め、同時に優秀な若手研究者がその業績に見合った給与が得られる新年俸制度を活用する。
また、目指すべき理想の年代構成の達成に向け、教員の戦略的?機動的な人員配置を目指すため、毎年「教員人事の基本方針」を定めています。