時間学公開講座in山口を開催しました
11月12日(土)、19日(土)、26日(土)に山口県教育会館第二研修室において「時間学公開講座in山口 時間学への招待」(主催:時間学研究所、後援:日本時間学会、山口市教育委員会)を開催しました。各日に「暦」「時間を守る」「進化」とテーマを設け、藤澤健太教授(時間学研究所 宇宙物理学)と右田裕規准教授(時間学研究所 社会学)がそれぞれの分野で講座を行いました。
時間学研究所が山口市で公開講座を行うのは7年ぶりで、時間学研究所の存在を初めて知ったという方からいつも参加してくださる常連の方まで、沢山の方にご参加いただきました。講演会後のアンケートでは、来年度以降も山口で開催を希望されるなど好評をいただきました。
今回の公開講座は3日にわたって2名の講師が講演し、また各日でテーマを決めて天文学と社会学それぞれの分野から解説を行うという、これまでにないスタイルで実施しました。時間学という学際的な学問を形作るためにどのようなやり方があるのか、実験をするという目的もあったためです。
全く異なる2分野で同じテーマについて講演をしてみると、異分野間に思いがけないつながりが見出されることや、一つのテーマに様々な側面があることが体感されることがしばしばありました。講師を務めた所員にとっても得るものが多く、時間学研究所の今後の活動にとって有意義な講演会となりました。
? 時間学研究所ホームページ(http://www.rits.yamaguchi-u.ac.jp/?p=3183)に当日使用したスライドファイルを掲載しています。
- 藤澤教授の講座
- 藤澤教授(左)と右田准教授(右)による質疑応答