大学院創成科学研究科地球科学分野の岩谷北斗講師が第65次南極地域観測隊に参加します
大学院創成科学研究科(理学系学域)地球科学分野の岩谷北斗講師が、南極地域観測統合推進本部の決定により第65次南極地域観測隊の隊員に選ばれました。地球科学分野からは、これまでに多くの南極観測隊員が選出されており、現職教員としては3人目の参加となります。岩谷講師は、11月下旬に出国後、経由地のオーストラリアで南極観測船「しらせ」に乗船し南極に向かい、来年3月までの約4か月間、夏隊のメンバーとして研究観測に従事します。
<岩谷講師のコメント>
「私たちのチームは、南極氷床の変動やその融解のメカニズムを地質?古生物学的な調査によって明らかにすることを目的としています。私は、南極の海底や陸上の堆積物から化石を見つけ出しその情報を調べることにより、南極の環境変動の歴史とその影響を受けた生物がどのように生態系や多様性を変化させてきたのかを描き出したいと考えています。これまで、熱帯や亜熱帯域を研究の対象としてきた私にとって南極での調査?研究は、全く新たな挑戦であり、どのような発見があるのかとてもワクワクしています」
- 北海道朱鞠内湖での氷上訓練の様子(写真左が岩谷講師)
関連リンク
第65次南極地域観測隊員等を決定しました(文部科学省Webページ)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/06/1418062_00011.htm