学外研修を実施しました
学外研修を実施しました
7月9日(日)、教育学選修1、2年生対象の学外研修を実施しました。
教育学選修では毎年1年生向けに学外研修を実施していましたが、2020年度?2022年度はコロナ禍で実施をやむなく断念していました。
長きに渡ったパンデミックが収束に向かった2023年度、学外研修の実に4年振りの再開を期し、教育学選修3、4年生の有志4名が運営学生チームとして計画を立案し、この日実施にいたる予定でした。
しかしながら、6月末から続いた大雨状況等を踏まえ、学外での実施は直前で断念。
「学外研修の学内実施」に切り替えることとなりました。
2ヵ月間かけて企画準備や現地視察を緻密に進めてきた運営学生チームに悲観的なムードが立ち込める…かと思いきや、そんな様子は微塵もなく、「アクティビティの自由度は高まるよね」「『いつもの大学』をどう意味づけ直すかだよね」「ハードルは高いけど、むしろそれを考えるのが教育学っぽいよね」と、胆力強く、跳ね返していました。
そして来たる7月9日(日)、学外研修当日。
学外研修の進行は運営学生の3、4年生が終日担当し、午前中は2年生3チームによる「現代的な教育課題」をテーマとしたワークショップを実施。
どのチームも研究を深めたワークショップで、学年を超えて、教育をめぐってたくさんの議論を重ねました。
最優秀チームのワークショップは、これからさらにブラッシュアップして、8月6日(日)のオープンキャンパスで高校生向けに実施されます。
(参加者の高校生のみなさん、お楽しみに!)
午後は運営学生チームによる企画とワークショップ。
矢継ぎ早に繰り出される問いかけと仕掛けに、後輩たちも前のめり。
笑い声が終始絶えず、穏やかな空気の中で、思考をフル回転する時間を過ごしました。
後輩たちから運営学生チームに対しては「企画が楽しかった」「運営もスムーズでさすがだった」「経験の差を感じた」と絶賛でした。
「教育」について世の中で信じられている常識や通説を批判的に捉えて、場合によっては力強く跳ね除ける。
学校という日常を過ごすはずの場所を、非日常、知的余暇のコミュニティへと変貌させる。
教育学選修ならではの学外研修、大成功でした。